ご存知ですか? -贈与編1-

これから皆様のお役に立てそうな記事を書いていきたいと思います。
まずは贈与編からスタートしますのでよろしくお願い致します!

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親の世代から子や孫の世代に亡くなってからの相続ではなく、
生前に財産を上手に渡す方法として贈与があるのはご存知ですか?

ですが・・・。

「贈与したつもり」でも、相続時に贈与とは認められず相続財産とされてしまうケースがよくあります!

「せっかく子供の為に生前にうまく贈与したつもりなのに…」では意味がないですよね。

まず、1年間に110万円以下の金額であれば贈与税はかからず、申告する必要もないことは皆さんご存知でしょうか。

※110万円を超えた場合は贈与税の申告が必要になります。

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今回は田中さん家族を例にお話しさせて頂きます。

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田中さんは、子供のゆたかさんに贈与税の非課税枠の110万円以内で毎年、ゆたかさん名義の口座に定期預貯金として贈与していました。

ところが!!

田中さんが亡くなったとき、相続税の申告後の税務調査で「これは生前贈与ではなく相続財産だ」とされてしまいました。

子供のゆたかさんは裁判で訴えてみましたが結局裁判でも「相続財産」と認定されました。

非課税枠の範囲内で毎年子供のゆたかさん名義の口座に入れていたのに何故相続税として見られてしまったのでしょうか?

理由は・・・。

1.田中さんは子供のゆたかさんに通帳の届出印は渡していたが、通帳は親の田中さん自身が保管していた。

2.預貯金等を贈与する旨の契約書が作成されておらず口約束のみ。

3.田中さんは必要に応じて預貯金の一部解約をし、使用していた。

このような事例だと、田中さん自身の預金とみなされ、相続税の課税対象になる相続財産とされてしまいます。

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それでは生前贈与とちゃんと認められる条件は何でしょうか?

次回の更新で、今回の事例を踏まえたうえでお話いたします。

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次回の更新「ご存知ですか?ー贈与編2ー」をお楽しみに♪